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2003年5月 8日

九州ロケその3

下山中に下界でなにか放送をしています。「空気中の火山ガス濃度が著しく上昇し、人体に危険な状態となったため…」とか言っています。
どうやら全員待避せよってことらしいです。崖の隙間からチラホラ見える火口付近では、車やバイクが列をなして出て行っています。砂千里駐車場にはスタタボが寂しそうにおかれています。もちろん他の車は見あたりません。

難所の崖をおりていると、のどの調子がおかしくなってきました。火山灰が風にのってのどに入り込んだのか、火山ガスのせいなのかはよくわかりません。火山ガスは無色でにおいもそんなに感じないと聞いたことがあります。腐卵臭は硫化水素ですが、かなりの濃度にならない限りは有害とはいえません。

下手に急いで足を滑らせたら、それこそ遭難してしまいます。崖は慎重におりることにしました。

何とか下にたどり着いて、砂千里に入ります。火山灰がしゃれになりません。黒い靴があっという間に真っ白になってしまいました。
ふとみると駐車場に誰かいます。軽の車がおかれているのも見えます。どうやら関係者のようです。全員待避するのを確認してからゲートを閉めたりするんだと思います。遊歩道に入ってペースをあげます。

駐車場に戻ったら「ガス規制が出てしまったので、ゲートを閉めるので下山してください」と言われました。怒られるのかと思っていたのでちょっと拍子抜けですが、ここの火山ガスで死亡した人がいるという事実があるのでおりないわけにもいきません。
登山靴をスニーカーに履き替えて、すぐに駐車場を出ました。

写真は岩肌を中心に何枚か取ることができましたが、さすがに時間の制限が厳しかったため、1本も通せない状態でした。
次回は車を適当なところに置いて、ロープウェイなどを使ってアプローチしようと思っています。

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