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2004年7月18日
ポイントカード制による会計処理の裏側
※2008/10/31
引当金を借金だとしている記述について、はてブ上で何人かの方から指摘を受けました。
ここでの引当金=借金という図式は話をわかりやすくするためのたとえだと考えていただけると幸いです。
会計における引当金繰り入れの4要件として以下の4つが挙げられます。
* 将来の特定の費用または損失であること
* 発生が当期以前の事象に起因すること
* 高い発生可能性があること
* 金額が合理的に見積り可能であること
つまり、ポイントは将来行使されるであろう事を見越して、その額を引当金として計上するということになります。
引当金額の計算式は以下の通り
引当金額=ポイント発行残高×(1-予想失効率)
上記のことから、引当金を借金だと言うのはあまりにも強引であることがわかります。
指摘していただいたユーザーの方々には、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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お金関係の仕事をしてる人の間では結構有名な話なんですが、ポイントカードで貯まっているポイントって言うのは、会計上は「貸し方の引当金」として処理されるんです。
つまりは、お客さんからの借金なわけです。
ポイントというものを隠れ蓑にして借金してるわけですね。決算をする際には貸し方の引当金としてきちんと計上されます。バランスシートでは負債の部に書かれます。
借金には必ずと言っていいほど利息が付きます。でも、ポイントには利息が付きませんよね。いわば無金利で金を借りられるわけです。夢のような話でしょ?
商品が売れれば売れるほど、無金利での借金ができちゃうんです。もちろん、お客さんがポイントを行使すれば、返済することになるんですけどね。
まだあります。
会社が倒産した際は債権者に対して、資産を売却したお金や資本金を出資比率に応じて分割したりするわけですが、ポイントを持っているからと言って債権者にはなれないんですね。
だから、倒産した際はポイント分は返す義務がない。
まだまだあります。
通常、ポイントカード約款によれば最後の買い物をしてから1年以上経つとポイントが消滅してしまうんです。つまり、借金を返さなくていいってこと。
そう考えると常にポイント残高を最小にしておくようにするのが、最も賢い使い方だと言えます。
銀行から金を借りる際、またはお金を預ける際にやたらと金利に着目している人に限って、ポイントの裏側には無関心であるばかりか、無意味にため込む傾向にあるようです。
でも、ポイントを貯金感覚でためて、大きい買い物をする時にドーンと使うと気持ちいいですよね。
僕もそういうので貯める派なんですよ。もちろん、リスクに関してはちゃんとわかっているつもりです。エクスペリエンス重視派。
で、ある程度ポイント制になれてくるとある点に気がつきます。
「ポイントで買い物するとポイントが帰ってこない」まぁ、当たり前といえば当たり前ですが。となると、「ポイント還元率が高いものをポイントで買うと、損する」って図式が成り立っちゃうわけです。
たしかに、税込み1000円で20%還元のものを現金で買ったら、200ポイントバックされて、ポイント引き後800円。
ところがポイントで買い物すると還元率は存在しないので1000ポイントとられて、0ポイントのバック。200円分損した気分になります。
なので、できるだけポイント還元率の低いものを探すわけです。この時点でポイントの罠に嵌ってるんです。
基本的にみんながほしがりそうな人気商品はポイント還元率が高めに設定してあります。そうなるとそういった商品はポイントを行使するより現金で買った方がいいと思ってしまいます。
現金で買うと無金利借金ができる店側はウハウハです。ポイントを行使してもポイント還元の必要がない分店側はウハウハです。
つまり、還元率を高くすればするほど、その商品でのポイント行使のメリットは薄くなる。ってことです。
還元率を高くできると言うことは、それだけ仕入れが安いって事です。
還元率を高くできる商品は、現金で売ってもポイントを行使されても、店側にメリットがあるって事になります。
僕の場合はフィルムなどをポイントで買うことが多いです。DATとかの不人気メディアとか。
ポイント使いの王道としては書籍やCD、DVDソフトをポイントで購入することです。利益率が最も低く、かつポイント還元率も小さいので行使のしがいがあるってものです。
ところが、店側もあの手この手でポイント行使をしにくくしてきます。
先ほども言ったとおり、ポイント還元率を高めることができれば、店側のメリットがどんどん増えていきます。そこで、こんな方法をとります。
店内全品ポイント還元率2%アップキャンペーン。
たったの2%ですが、損したくない気持ちからポイントの行使を控えがちになります。
阪神勝ったらポイントアップ!
この商品を買った人だけポイントアップ!
お正月だからポイントアップ!
消費の掘り起こしで現金を動かす時に限ってポイント還元率をアップさせ、行使を控えさせています。
店が悪いってわけじゃないんですよ。ビジネスモデルとして非常に良くて来ているなと感心してます。
ユーザーにデメリットがあるといっても、それをきちんとわかった上でポイント制を楽しめたらそれでいいと思いますし。何十万ポイントを一気に行使する気持ちよさはやった人にしかわからないですよ。
以下の点をきっちりふまえてポイント制をお楽しみください。
1:ポイントは店側に無金利で金を貸しているのと同一である
2:条件によっては店側はその借金を返さなくていいという取り決めがなされている
3:還元率が高いものをポイント行使で手に入れると損した気分になるけど、あまりクヨクヨするな
4:どうしても還元率の低いものを探すなら、書籍、CDやDVD、Apple製品など、仕入れが縛られてるものを選ぶと良い。
5:還元率が高くなるキャンペーン中はクレジットで買い物をすると得した気分になる(例:筆者。2%アップ中は、クレジットで買ったら通常時の現金のポイントバック率と同じになるため。)
6:写真をやってる人は、フィルム用品、現像用品をポイントで入手すべし。
以上。諸君の検討を祈る。
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勉強になりました。
ありがとうございます。
年末にポイントアップすると損金計上できるので利益圧縮できるんですよね~
ヨドとかビッグで電化製品(還元高い)で溜めて
雑誌(還元低い)で消費するってのは割と定番ですよね。