2006年1月20日
Active DirectoryとWindows95
Windows95はデフォルト状態ではActive Directoryなネットワークに参加することができない。
まぁ、そもそもWindows95なんて使ってるんじゃないよチミ。という感じなんだけど、
たとえば95で開発したアプリケーションだとかのメンテナンスが入るような事態があると想定した場合、
必然的にネットワークにWindows95のマシンが参加することになる。
サーバー機をアップグレードするなりして、ネットワークがActive Directoryになっちゃったらさぁ大変。
Windows95をどうするかで小一時間悩むことになる。
切り捨てる?いやいや、そういうわけにもいかないな。と。
Windows95でActive Directoryなネットワークに参加する場合は、
DSClient.exeを実行する必要がある。ところがこのDSClient.exeがくせ者で、
Windows2000ServerのCDにしか収録されていない。
2003ServerのCDには入っていない。
仮に、すでにWindows2000Serverなマシンが稼働していたとしても、
そのマシンにWindows2000ServerのCDが必ず付属しているとは限らない。なぜなら、
プリインストールされた状態で出荷されるサーバーに付属しているCDは、リカバリー専用に作られているため、
特定のファイルを引っこ抜くのはまず無理だからだ。
そこで我が社最強のリサーチの鬼である僕に白羽の矢が立った。
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語など、
あらゆる言語の資料を斜め読みで理解し(半数以上は誤解するわけだが)てしまうスキルの高さを上司が評価してくれたわけだ。
ということで僕はものの数分でネット上の信頼できるサイトから、DSClient.exeを入手した。
ところが、これらはすべて偽物だった。
正確に言うと、WindowsNT用だったり、Windows98用だったりしたわけだ。そんなもんがそもそも実行できるわけ無かったり、
実行できても動作しなかったりするわけで、問題解決には至らなかった。
ということでDSClient.exeを探しに来ているWindows95でActive Directoryしたい人たちは、
なんとしてでも(知り合いからCDを借りてでも)本物のDSClient.exeを手に入れなければならない。
うちにもそのCDは無かった。
NTServerの素のパッケージはあるものの、それ以降はプリインストールされたサーバーを導入し続けていたので、
パッケージなんて存在していない。
困り果てた僕はふと思い立ち、開発の島(デスクの集まりのことを島っていうよね?)に転がっているMSDNライブラリをひっくり返してみた。
MSDNライブラリってのは開発者向けにマイクロソフトが提供しているテスト用OSだの各種コンポーネントだのの集まりで、
年間10万ぐらい払っておくと、いろいろいいことがありまっせ。ってやつだ。
使いこなせないと、経費削減のあおりで真っ先に切られる系である。
でもさぁ、一企業が年間10万ぐらいの経費出せないでどうするのよと。僕が持ってるクレジットカードに毛が生えたようなコストじゃん。
さて、すでに更新されなくなったMSDNライブラリの何十枚もあるCDから、
僕はWindows2000Server系がおさめられているCDを発見。そしてそこに、
目指していたDSClient.exeを見つけて問題を解決することができた。
丸一日を棒に振った苦労が、MSDNのCD1枚で解決できてしまったわけだ。力が抜けちまった。
きっと困っている人が他にもいるだろうから、どこかにDSClient.exeをアップロードしておこうかと思ったけど、
こわいのでやめとく。手に入れるつてがないひとは一声かけてください。
なお、Windows95にDSClient.exeを導入するには、Internet
Explorerを4以降にアップグレードする必要がある。
また、http://support.microsoft.com/kb/239869/ja にあるNTML2認証はネットワークによって違うので、
NTML2認証を使っていないネットワーク上でこの設定を行うとログオンできなくなってしまうので注意が必要だ。
報告は以上だ。ホントに疲れた。
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