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2007年5月14日
Aperture で森山大道に近づく
LightRoom ばかりやってたけど、Apertureで森山大道に近づけるかどうかやってみた。
Apertureは汎用現像ソフトとしてAppleが出しているプロ向けラインなのだけど、使いやすいインターフェースや考え尽くされたショートカット、独自のファイル管理機能に複数ディスプレイ対応と、至れり尽くせりの機能。
だけど、写真の調整に必要な最低限の機能しか実装されておらず、写真をアーティスティックな領域に持ち込む作業はいささか苦手な感じが否めない。
LightRoom にある、周辺減光補正がなかったりするだけでも、レトロフォーカスレンズ大好きな人たちにとっては辛いだろうな。
ただ、LightRoomの方が後発なので、Apertureがバージョンアップしてきたら、そういった機能が実装されるだろうなと思っている。
いい感じで競争し合って、Photoshopいらねーなところまで逝ってくれるとうれしいなっと。
じゃ、Apertureで森山大道風に持って行ってみた話をしよう。
ソースは「もっと大道」で使ったのと同じ、番町交差点。
こいつをこんなパラメーターで調整した。

上から順に。
まず、露出を-1.6にしている。これはLightRoomでもやった、落として戻してをして粒子を荒く見せる手法。
そして彩度を0に。これで黒白化している。これ以外の方法で黒白化する方法が、今のところ見つかってないので、これでやってるのだけど、彩度を0にするというのはちょっと後々困ったことになってしまう。
明るさはちょいプラス。コントラストは0.5とした。
スライダーでは0.5上げられないコントラストも、数値の直接入力では1までいける。バリバリ上げたい人は直接入力がおすすめ。
レベルは仕上がったイメージに対してハイライトの値を調整するためだけに使用した。
ハイライトとシャドウの項は、いずれもコントラストが高くなるのと、中間調のディテールを極力残したいって形で調整を行った。
ここまで来たらそこそこな白黒画像ができあがっていると思う。
最終的にホワイトバランスを調整して、セピアっぽくしたり、青っぽくしたりする。
できあがった写真がこれだ。
LightRoomでの調整を見たことがある人なら、少し疑問に思うことがあるだろう。それは、カラー調整をなぜ行わないのか、だとおもう。
なぜかは前述した彩度を0にしたことが影響している。
つまり、処理のスタックの順が決まっているせいか、彩度を0に設定した画像に対してカラー調整を行っても、結果は何もかわらないのだ。
なので、フィルタシミュレーションは行えない。
表示メニューからオンスクリーンプルーフを有効にして、グレースケールをシミュレートしても結果は同じ。
それがちょっと辛いところだ。
ただまぁ、それらしいレベルに持って行けることはこれでわかったので、LightRoomと併せていろいろ遊んでみたいと思う。
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