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2008年1月17日

改札でピンポン鳴らすと、周りの7割の人はイラっときてるらしい

今週発売のSPA!によると、改札でチャージ不足などで立ち往生している人がいるという項目について、イラっとする人は75%だと書いてあった。

確かに超絶乗り換え駅(新宿、渋谷とか、僕が使う路線では新木場)で大行列ができているところで、いきなり改札をピンポンならして列の動きを止められたらイラっとされても仕方がないような気がしないでもない。

しかし目の前の人が仮にピンポンやらかしても、単に自分たちは隣のレーンに混ぜてもらって改札すればいいだけの話なので、実際10秒〜20秒程度のロスで済むわけだ。
これよりももっとタチの悪いのに出くわしたことがある。

朝の新木場。
僕はいつものようにメトロの改札を通り過ぎようとしたとの時に事件は起こった。

僕自身の改札は問題なくクリアしたのだけど、僕の後ろの人がピンポンならした。
僕が改札を出る前に。
後ろの人のピンポンに僕が巻き添えを食らった形である。
僕自身のSuicaはすでに「新木場入場」のフラグがたっているので、いくら改札にタッチしようともゲートは開かない。だからといって無理矢理突破するという判断にも至らなかった。
思えば突破すればよかったのだけど、それが原因でピンポンにさらに輪をかけるのではないかという懸念の方が大きかった。

僕が戻ろうとしたときすでに、ピンポンをならした主はおらず、十分にいらだった表情を浮かべる人たちが痛い視線を僕に突き刺していた。

何も悪いことしてないのに。

僕は改札を逆戻りして駅員の窓口に行って、事情を話して駅の中に入れてもらった。会社に着いて友人にその話をしたら、大いに笑ってもらったのでスッキリした。

もう一件も朝の新木場である。
これはJRの改札を出るときに起こった。

僕の前を小走りに歩いていたちょいピザな女性が、おそらくキセルった切符を改札に突っ込んでピンポンをならし、そのままゲートを突破して走り去ってしまったのである。
僕がタッチしようとしたときにはすでにセンサー部は赤色のランプを表示して改札を受け付けず、こともあろうか構図的には僕がピンポンをならしたような状態になってしまった。

こうなってしまってはこのレーンは使えなくなってしまうので、隣のレーンに移ろうとしたのだけど、前回と同じく、十分にいらだった表情を浮かべる人たちの痛い視線を浴びたのは言うまでもない。

何も悪いことしてないのに。

切符の場合、エラーが出たらだいたいは「精算してください」という音声が流れる。リテイクしても無駄なので、切符でエラった人はまっすぐ来た道を戻って精算機か駅員の元へ向かう。
改札機はこの人の動きを赤外線センサーでちゃっかり追っていて、人が改札からいなくなったら、再び改札動作を開始するようになっている。

ICの場合、少し状況が複雑になる。
料金不足などの場合は「チャージしてください」という音声が流れるのだが、うまく通信ができなかったときに「もう一度タッチしてください」、それ以外の場合は「お近くの係員にお知らせください」という音声が流れる。

もう一度タッチしてくださいの場合はリトライは有効だが、それ以外の場合はリトライしても改善されない。
特にこの「お近くの係員に…」はなかなかお目にかかることがなく、たいていの人はチャージ不足ではないからとリトライしてしまうのだ。ところが、この場合はだいたいは入場や出場フラグが立っておらず、キセルの可能性も含めてうまく計算ができない場合がほとんどで、何度リトライしてもゲートが開くことがない。

無意識に何度もリトライをしている人をみかけるが、ラッシュ時にこれをやられると本当にもう、視線だけで失血死できそうなぐらいに痛い。

もちろん、いつ自分がやらかすかもわからないので、僕は以下の点に注意して改札を通っている。


  1. 通信に十分な余裕を持たせること。

  2. 期限や残高に常に気を配ること。

  3. 万が一ならしてしまった場合は、速やかにゲートから退出すること。


通信に余裕を持たせるというのは、タッチしてリリースするまでだいたい1秒程度、通信エリア内にSuicaを保持するようにしておくことだ。
通信が完了してない状態で通信エリアを抜けてしまうと、ピピピピと音がなって、それでも離れてしまうとピンポンが発動されてしまう。
ピピピピの段階でエリアを抜けないようにして保持すると、通信が完了次第「ピ」と音が鳴る。
急ぎのあまりものすごい勢いでタッチするようなことは、何となく不安で僕にはできない。

定期の期限やSuicaの残高に気を配るのはもちろん、チャージ不足でピンポン発動を避けるためであるが、これはオートチャージ仕様のカードを持つことでもちろん回避は可能である。

ならしてしまった場合は改札から退出するのが鉄則。もちろん、落ち着いて、表示されているエラーメッセージを読んで「もう一度タッチしてください」であることが確認できればリトライもOKだろう。
それ以外の場合、立ち往生してしまったりしたらゲートはいつまでたっても開かない。退出することで他の人が通れるようにするのがスマートな電車ツーキニストの心得であるといえよう。

ちょっと脱線してしまったけど、ピンポン鳴らされてイラっとする気持ちはわかるけど、あなたが視線を向けている相手は実は犯人ではないかも知れないと言うことも、心の片隅に留めておいていただけると幸いである。

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